ドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

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大谷翔平が地区S崖っぷちで残した言葉が注目されている

 新たな名言誕生か――。ドジャース・大谷翔平投手がプレーオフ期間中に発したポジティブ発言が「明日に必ずつながる」「言葉が刺さっている」などと多くのファンから共感を得ている。

 ドジャースは10月8日(日本時間9日)、パドレスとの地区シリーズ第3戦に敗れ対戦成績を1勝2敗とした。先に3勝したチームが次のステージに進めるため、ドジャースにとっては崖っぷちの状況でもあった。

 しかし、第3戦後にインタビューに応じた大谷は「シンプルに2勝するということだけを考える。今日終わったことは終わったことで、明日切り替えて頑張りたいと思います」とサラリ。負ければ終戦となるなか「2連勝すればいいゲームだと思って。後がないという感覚自体が今の僕にはないので、あとは2連勝すればOKと思ってやればいいかなと」とポジティブ発言を残した。

 ドジャースは大谷の「2連勝すればいい」の言葉通りにそこから2連勝して地区シリーズを突破。一気に勢いに乗って世界一へとたどり着いた。ファンは大谷のこのときの発言に改めて注目。SNSには「去年に続く名言」「何気に名言」「本当だった」「モチベーション上がる」「感動をありがとう」「凄いなって思った」「やっぱりスゴイなあ」といったコメントがズラリと並んだ。

 どんな状況でも悲嘆することなく、前向きな姿勢を示したセリフ。昨年のWBC決勝前のミーティングで仲間に告げた「憧れるのをやめましょう」に続く“名言”として、ファンの心に強く残っている。(Full-Count編集部)