阿部寛、主演映画で初のキャスター役「そろそろこのハードルに挑戦したいと思った」
俳優の阿部寛(60)が11日、都内で行われた主演映画「ショウタイムセブン」(渡辺一貴監督、来年2月7日公開)の完成報告イベントに出席した。
この記事の写真を見る韓国で大ヒットを記録したソリッドスリラー「テロ, ライブ」を原作に、オリジナル展開を盛り込んだリアルタイム型サスペンス・エンターテインメント。阿部は爆破犯を名乗る謎の男から交渉役に指名された元人気キャスターを演じる。
イベントは劇中設定と同じ午後7時にスタートした。主演の阿部は、「今年の夏前に撮影をやっていた。非常に緊張感のある撮影で、臨場感もあった。公開が楽しみ」と挨拶。
完成した同作について、「こんな状態になりたくないなって。生番組でアナウンサーとして実況中継してさばかなきゃいけない。ドキドキしながら見ていました」と話した。
自身は来年キャリア40周年を迎えるが、キャスター役は今回が初めて。「アナウンサーとかキャスターの役を避けてきた。限られた時間の中での機転の利き方など、尊敬でしかない。自分には絶対できないなと思っていた」としながら、「この年になって、いろんな役をやり尽くしたので、そろそろこのハードルに挑戦したいと思った」と明かした。