太陽活動が「極大期」入り オーロラ観測のチャンス増加
内モンゴル自治区シリンゴル盟正藍旗に現れたオーロラ。(10月11日撮影、シリンゴル=新華社配信/許暁平)
【新華社天津11月11日】米航空宇宙局(NASA)と米海洋大気庁(NOAA)および両機関が組織する国際専門家グループの太陽活動周期予測パネルはこのほど、太陽活動が既に「極大期」に入り、来年も活発な状態が続くと発表した。太陽活動が極大期に入ると、幻想的なオーロラを見る機会が増えるという。
中国天文学会会員で、天津科技館で天文科学の普及に携わる専門家の劉仲利(りゅう・ちゅうり)氏は、太陽活動の強弱は常に変化していることが観測で示されたと紹介した。太陽活動が最も穏やかになる時期を「極小期」と呼び、最も活発になる時期を「極大期」と呼ぶ。このような変化の周期は平均11年となっている。(記者/周潤健)
アイスランドの北極ヘンジに出現した緑色のオーロラ。(1月12日撮影、レイキャビク=新華社配信/戴建峰)
陝西省西安市灞橋区で撮影された太陽フレア。(10月15日撮影、西安=新華社配信/李文聯)
陝西省西安市灞橋区で撮影された太陽フレア。(8月1日撮影、西安=新華社配信/李文聯)
天津科技館が撮影した太陽黒点。(10月5日撮影、天津=新華社配信/劉仲利)
天津科技館が撮影した太陽黒点。(5月11日撮影、天津=新華社配信/劉仲利)