クレイトン・マッカラー氏(右)と大谷翔平【写真:ロイター】

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ド軍のマッカラー一塁コーチがマーリンズ監督へ

 今季までドジャースの一塁コーチを務めたクレイトン・マッカラー氏が、来季からマーリンズの監督を務めることが判明した。米スポーツ局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者が報じている。

 マッカラー氏は2021年からドジャースの一塁コーチを担当し、今季は大谷の走塁改革に貢献。相手投手の癖などを話し合い、昨季までのキャリアハイを大幅に更新する59盗塁、史上初「50本塁打&50盗塁(50-50)」達成を支え、チームの世界一にも貢献した。

 大谷とは、一塁へ出塁した際に、お互いのヘルメットをぶつけ合うという一風変わった儀式である「ヘッド・バンプ」を披露するなど、“仲良し”な一面を見せてきた。

 マッカロー氏は2002年ドラフト22巡目でインディアンス入り。右投左打の捕手だったが、選手としてはメジャーに届かなかった。2005年の現役引退後に指導者の道に進み、ブルージェイズ傘下で監督を務め、通算402勝367敗。豊富な指導者経験、人心掌握術が持ち味だ。

 同記者は自身のX(旧ツイッター)で「スキップ・シューマッカーの後任となる」と言及している。マーリンズは今季62勝100敗の成績で、昨季のリーグ最優秀監督に輝いたシューマッカー監督が退任。マッカラー氏はホワイトソックスとマーリンズの新監督候補に挙がっていた。(Full-Count編集部)