イングランドで日増しに評価が上がっている田中。(C)Getty Images

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 評価が増していくばかりだ。

 リーズの田中碧は11月9日、チャンピオンシップ(イングランド2部)の第15節QPR戦に先発フル出場し、2−0の勝利に貢献した。サポーターからは日本代表MFに大きな称賛の声が寄せられている。

 前節でミルウォールに0−1で敗れたリーズだが、この日は前半に先制。終了間際に加点し、今季8勝目をあげた。田中はこれで8試合連続のフル出場だ。

 イーサン・アンパドゥとイリヤ・グルエフが負傷離脱し、スタメンに名を連ねるようになってから、田中とジョー・ロスウェルの中盤コンビは地元メディアやファンから高く評価されている。
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『Football Insider』は同日、田中がパス成功率94%、地上戦デュエル勝利2回、チャンスクリエート2回という数字を残したと報道。サポーターから田中への賛辞が相次いだと伝えた。

「リーグ最高の選手だ」
「タナカは喜び。なんという選手だ」
「ロスウェルとタナカが目立っていた」
「タナカがウチのベストプレーヤー。とても良い」
「タナカはまた見事。全盛期のイニエスタのようににパスを散らす」
「シンプルに、このリーグに彼以上のMFはいない。あんなに安かったなんて」
「タナカはなんて良いんだ。怪物級の仕事ぶり、彼のビジョンとパス精度はクオリティーだ」

 アンドレス・イニエスタとの比較はプレッシャーにもつながるが、サポーターの田中に対する期待の大きさを表しているとも言えるだろう。プレミアリーグ昇格という目標にさらに貢献し、リーズに欠かせない存在となることが願われる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部