フリー打撃する門脇誠(カメラ・岡野 将大)

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 巨人の門脇誠内野手(23)が10日、来季の必勝とレベルアップを誓った。G球場での秋季練習を打ち上げ、手締めのあいさつ。練習を支えてくれた首脳陣、スタッフ、球場関係者へ感謝を口にした後、「来年、全員で優勝、日本一の景色を見られるように頑張ります」と決意を込めた。

 百戦錬磨のベテランから貪欲に学んでいく。オフシーズンはG球場などで練習していく予定で、同球場で調整する丸と一部の打撃練習を一緒に行う日も設ける。「丸さんにはシーズン中から聞いてはいるんですけど、もっと掘り下げた話をできればと思います」。同じ左打者で引き出しが豊富な背番号8から極意を吸収する。

 2年目の今季は序盤に打撃不振を経験するなど、129試合出場で打率2割4分3厘、0本塁打。「しっかりトレーニングをやりながらノックも打撃もやっていきたい」。不動の地位を築くため、腕を磨く。(宮内 孝太)