スポニチ

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　俳優の戸塚純貴が10日、東京国際フォーラムでミュージカル「グラウンドホッグ・デー」の取材会に出席した。

　WEST.の桐山照史演じる気難しい気象予報士が同じ一日を繰り返してしまうタイムループを逆手に取って、人生を謳歌（おうか）していく。演出は福田雄一氏が担当する。

　これまで戸塚は「今日から俺は！！」「親バカ青春白書」など数々の福田作品に出演。福田組でミュージカルに初挑戦する。

　ただ実は、以前福田氏からミュージカルのオファーを受けていたことがあるという。「そのとき、歌唱テストを受けてくれって言われて、（受けたら）落ちたんですよ」と衝撃の事実を告白。「普通に落ちて、“落ちるんだ”と。甘い世界じゃないと、もう2度とやるかと思ってたんですけど、また今回改めて呼んでいただいた」と話した。

　作中ではソロ歌唱の場面もある。「とても楽しみ、ドキドキしてます」と心境。バラードを歌うといい「泣かせます」と意気込んだ。

　93年の米映画「恋はデジャ・ブ」が原作。。16年にロンドンで初演され、17年に米ブロードウェーに進出。同年のローレンス・オリビエ賞での最優秀新作ミュージカル賞に輝き、トニー賞でも作品賞など7部門にノミネートされた作品の日本初演。東京公演は11日〜22日まで同所で。