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 サッカーのベルギー1部シントトロイデンの日本代表DF谷口彰悟(33)が9日、代表を辞退することが発表された。柏のDF関根大輝(22)が追加招集された。

 谷口は8日、2−1で制したホームのメヘレン戦で負傷交代。前半11分に相手選手と併走してボールを追った際に左足首付近を痛めて座り込み、アキレス腱を気にする様子を見せた。同13分には交代選手の準備ができる前に両肩を支えられながらピッチを去った。

 地元紙HBVLによれば、マズー監督は「この勝利は不運にも深刻な負傷を負った谷口にささげたい。初期診断ではアキレス腱を断裂したようだ」と指摘。同紙は今季絶望となる可能性に言及した。

 谷口はここまで国際Aマッチ32試合に出場。W杯アジア最終予選でも全4試合にフル出場しているだけに負傷は日本代表にとって大きな痛手となる。DF陣は冨安健洋(アーセナル)、伊藤洋輝(Bミュンヘン)ら離脱選手が多く、15日のインドネシア戦、19日に中国戦を控える中で経験豊富なベテランの離脱は今後の戦いに向けて影を落とすことになりそうだ。