「安くて優秀なイヤホン」といえばXiaomiのこれ。2,000円台でノイキャンつき、しかも音質も大満足です
こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
いきなりですが、このワイヤレスイヤホンはホントに強い!これが2,000円台で買えるって、いったい何の冗談ですか?って話で、もはや1〜2万円クラスのミドルグレードに存在意義を見出せなくなってしまいそうです。
今回使ってみたワイヤレスイヤホンは、シャオミの「Redmi buds 6 Lite」。実勢価格が2,500円前後という手が届きやすい価格帯のモデルです。
ご存知のとおり、今のワイヤレスイヤホン業界は価格破壊がものすごい勢いで進んでいるのですが、とうとうこんなところまで来ちゃったのかと思わずにいられません。
ともあれ、レビューしていきましょう。
・2,000円台のお手頃価格
・最大40dBのアクティブノイズキャンセリング機能
・最大38時間の長いバッテリー持続時間
・12.4mmチタニウム製ドライバーで優れた音質を実現
ノイキャンが付いてこの値段
ノイキャン付きで2,000円台という点だけを見ても、「Redmi buds 6 Lite」のコスパが良いのは明らかです。
最大40dBのノイキャンは、数値だけ見れば上位モデルよりダウングレードしていますが、十分な実力を備えたもの。数年前なら誰もが驚いたハイエンド相当の性能ですので、2,000円台という価格を考えれば圧倒的なコスパ感だと言えます。
これは本当に、さすがシャオミというところ。
むしろ購入を検討している人にとっては、この価格にノイキャンを載せたことで音質に妥協しているのではないかという点のほうが、気になるところかもしれません。
ナチュラルで好感が持てる音質
いや、ところがその心配は無用なのです、ホントの話。
私が普段使っているのは、有線モニターイヤホンと、重低音タイプのワイヤレスイヤホンで、いずれも1〜2万円程度のノイキャン非搭載モデルなのですが、今なら後者を選ぶことはないと断言できます。
さすがに、有線モニターイヤホンの極めてクリアで粒だった音の出力は捨てられませんが、基本的に音楽の視聴環境に適さない屋外で使うものなので、耳をすまして聞かないと判別できないレベルの音質の違いは誤差程度のもの。しかも、ノイキャンもいいを仕事してくれるわけです。
仮に同じ価格だったとしても、迷わず「Redmi buds 6 Lite」を手に取るでしょう。
大型ダイナミックドライバーの搭載と、シッカリとしたチューニングによって、低音から高音までムリなく自然な華やかさを演出してくれるので、音楽のジャンルを問わず楽しめると思います。
使い勝手のいい仕様
シャオミのワイヤレスイヤホンには共通の専用アプリが用意されていて、各種設定はアプリ上で変更する仕様になっています。
そのインターフェイスは実に分かりやすく、迷わず必要なメニューにたどり着くことができます。
「Redmi buds 6 Lite」の場合は、外部音取り込みとノイキャンはそれぞれ1パターンのみ用意され、 音質調整(イコライザー)は、4種類のプリセットとカスタムモードというシンプルなもの。機能の数が制限されているところが、上位モデルと差別化されている点になります。
しかし、音質にはあまり差をつけず、機能面でヒエラルキーを形成するという考え方は、音質を重視したい私としては、むしろ好印象だと感じられました。
タッチセンサーの使い勝手を良くするために、ジェスチャーの機能割当が変更できたり、イヤホンから音を鳴らして探す機能が搭載されているなど、便利機能が用意されているのも助かるところ。
Androidスマホユーザーなら、ケースのキャップを開けるだけでBluetooth接続設定が完了できるGoogle Fast Pairもうれしい機能だと思います。
毎日気軽に使いたいワイヤレスイヤホン
AIノイズリダクション搭載のデュアルマイクも、音声通話やweb会議が多い人には見逃せないポイント。風が強い日の屋外でも、周囲がザワついている場所でも、クリアに会話することができます。
カラーラインナップは、ホワイト、ブルー、ブラックの3色展開。個性を主張したいという人なら、シックなブラックや、キュートなブルーを選ぶのもいいですね。
・2,000円台のお手頃価格
・最大40dBのアクティブノイズキャンセリング機能
・最大38時間の長いバッテリー持続時間
・・12.4mmチタニウム製ドライバーで優れた音質を実現
決して高価なワイヤレスイヤホンに意味がないと言うつもりはありませんが、先にも書いたように、出先で使うことが前提になっているイヤホンは、そもそも音響にこだわっても限界があるもの。
気軽に、満足できる音をコスパ良く楽しませてくれる「Redmi buds 6 Lite」は、うっかり落としてしまいがちなワイヤレスイヤホンだからこそ、本命アイテムと言ってもいいかもしれません。
これは、本当にオススメできます!
商品のデザインや仕様、パッケージなどは執筆当時のものです。変更されている場合がございます。
Photo: 田中宏和
Source: Amazon.co.jp