三重ブランドに認定されている伊賀牛の共進会が、8日に伊賀市で開かれました。

肥育技術の向上を図ろうと毎年開かれているもので、今年は伊賀市と名張市で育てられた雌の黒毛和牛21頭が出品されました。

伊賀地域は平均気温が県内でも低く、盆地特有の寒暖差のある気候が牛の肥育に適していることから、肉質の良い牛が育つと言われています。

8日は三重県畜産研究所の職員らが牛の体重を測ったほか、背中からおしりにかけての肉付きのバランスや毛並みのツヤなどを審査しました。

その結果、最高位の名誉賞には伊賀市の山田修也さんが育てた「すみれ」号が選ばれました。

山田さんが名誉賞を受賞するのは今回初めてで、「目指していた賞を初めて受賞することができ非常に嬉しい」と話していました。