「遮断機が下りたあとに踏切内に進入」列車と衝突し乗用車の男性(78)死亡 IRいしかわ鉄道が6時間運転見合わせ
8日朝、石川県小松市の踏切で、IRいしかわ鉄道の普通列車と乗用車が踏切内で衝突する事故があり、乗用車を運転していた高齢男性1人が死亡しました。
午前7時半ごろ、IRいしかわ鉄道の粟津駅と小松駅の間にある新今江踏切で、金沢から福井に向かっていた4両編成の普通列車と乗用車が衝突しました。
乗用車は線路上を引きずられ、運転していた近くに住む男性(78)が死亡しました。列車の乗客およそ250人にけがはありませんでした。
IRいしかわ鉄道によりますと、遮断器がおりたあとに西田さんの車が踏切に進入するようすが先頭車両のカメラに記録されていて、運転士は「ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているということです。
普通列車18本が運転を取りやめ事故の影響で、IRいしかわ鉄道は大聖寺駅と小松駅の間で6時間余りにわたって運転を見合わせ、普通列車18本が運転を取りやめました。