【水谷加奈の劇場型恋愛体質】誰のために怒っているの?
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。
アナウンス部長・水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴っていく。
―11月8日(金)配信分―
一体誰が誰のために怒って声を上げてるの?ってことが多くありませんか?
某焼肉チェーン店が【食べ放題女性半額】を打ち出したところSNSに意見が。
「なんで女性だけ?」
「このご時世、店側も男女差別がないようにアップデートしてほしい」
など。文句言ってる人が男なのか女なのか知りませんが、納得できなければその店に行かなければいいだけでは?
店側によると、男性の方が女性より4皿多く食べるというデータに基づいているとのこと。
批判メールに負けずに女性半額を続けてほしいと思いました。
そういえば先日番組で私が
「うちの息子は勉強もせず宿題もせずすっかりバカになっている。子どもはバカだから大人がしっかり見てあげないとダメ」
と発言したところXでこんな意見をいただきました。
「子どもはバカだなんて、失礼だ」
この人が男性なのか女性なのか父親なのか母親なのか、それとも子供?なのかはわかりません。
確かに言い方は乱暴だったかもしれませんが、この発言者は一体誰のために怒っているのだろう?
世の中の子供たちのため?自分の子どものため?いやいや、賢い子供なんていませんよ。
子供はバカだから宿題を全部やったと言いながら実は忘れていたり、危ないことをして怪我したりするのです。
それにバカじゃない子供なんて子供じゃありません。
うちの子はかしこいなんて思っていたら危険です。
バカだから子供なのです。バカだからかわいいのです。
だから大人が守ってやらなくてはいけないのです。