テイラー・スウィフト(ロイター)

写真拡大

5日に投開票を迎えた米大統領選で民主党のハリス副大統領への支持を表明した米歌手テイラー・スウィフト(34)が、期待された選挙集会に最後まで姿を見せることはなかった。

投票前夜に激戦州ペンシルベニアで行われた最後の集会には、歌手レディー・ガガやケイティ・ペリーをはじめ、ジョン・ボン・ジョヴィやプエルトリコ出身のリッキー・マーティンら豪華アーティストが登場し、セレブパワーを集結させ投票を訴えた。

しかし、スウィフトはこの日、ハリス氏の集会ではなく、NFLチーフスの恋人トラビス・ケルシーの試合を観戦することを選んだと、米FOXニュースが報じた。北米ツアー中のスウィフトはこの日、スケジュールが空いていたことからハリス氏の集会に出席する可能性が取り沙汰されていた。

しかし、選挙戦の行方を左右するとも言われたスウィフトは、ペンシルベニアではなく、ケルシーを応援するため約19000キロ離れた本拠地アローヘッド・スタジアムでその姿がキャッチされ、選挙戦の締めくくりよりも恋人を選んだと話題を呼んでいる。

スウィフトは8月に行われた民主党大会にも出席が取り沙汰されながら、姿を見せなかった。その後、9月にインスタグラムへの投稿でハリス氏への支持を表明した。ハリス氏の選挙集会には、これまで歌手ビヨンセやエミネム、アッシャーら人気アーティストが登場してきたが、スウィフトの出席は叶わなかった。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)