斉藤慎二(C)日刊ゲンダイ

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 お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二(42)が、20代女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交と不同意わいせつの容疑で書類送検された件。斉藤は所属する吉本興業を10月7日に契約解除となったが、斉藤について「復帰はほぼ100%ない」と言い切るのは、あるキー局関係者だ。

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「2度の不倫発覚に加えて、今回は警察沙汰の不同意性交です。仏の顔もなんとやらではないですが、さすがの吉本も切った。たとえ示談が成立し、不起訴となっても、地上波はもう無理でしょう。渡部建の“多目的トイレ”と同じで、斉藤には“ロケバスでわいせつ”というイメージが今後もついて回るからです。YouTuberに転身できるかどうかも正直微妙なところだと思います」

 となると、気になるのは2006年の結成以来、ジャングルポケットとして活動してきたおたけ(41)と太田博久(40)の残されたメンバーの今後の動向だ。

 2人は斉藤が書類送検された後の9日、よしもと幕張イオンモール劇場で行われた公演で騒動を謝罪した後、「2人で頑張っていきたい」と決意表明し、その後、漫才を披露した。しかし12日に放送された「お笑いの日」特番(TBS系)では、人気お笑い芸人100人が一堂にひな壇に会した「100人の芸人と人気番組がコラボ祭り」のスタジオに、2人の姿はなかった。おたけは翌13日、「お笑いの日来年は出たいなぁ」とポツリとXにポスト。太田も「これからのジャングルポケットに関してはおたけとしっかりと話し合い、今後のことを決めていきたいと考えております」と8日にポストしていたが、コントを主戦場とするトリオ芸人が、1人欠けてコンビになって成立するものなのか。あるお笑いプロダクション関係者はこう話す。

「さまぁ〜ず、サンドウィッチマン、髭男爵など、最初はトリオで、後にコンビになってブレークした例は、意外と多いんですが、トリオとして売れ始めてからコンビになって成功する例は限られています。関西だとアキナ(トリオ時代はソーセージ)、関東だとサルゴリラ(トリオ時代はジューシーズ)などでしょうか。GAGはひろゆきさんが抜けてコンビになったものの最終的には安田ファニーさんを入れてトリオで活動していますし、海野裕二さんが体調不良で休養し始めてからYouTubeなどで注目を浴びたジェラードンもトリオは解散していません」

■ダチョウ俱楽部は特別

 一方、理由は違えど、上島竜兵さんが22年に他界したことで、図らずもコンビでの活動を余儀なくされたダチョウ倶楽部の例もある。

「ダチョウさんは、業界でも超ベテランで、周囲のバックアップもあり、純烈とコラボしたり、他のタレントが上島さんの役をやることで“熱湯風呂”を再現するなど、もはやレジェンド芸の域に入っていますから特別な存在でしょう。太田さんもおたけさんもバラエティー番組では、世間にキャラクターが認知されてますから、これまで通りタレントとしては活躍していくと思います。問題はネタをやる際に、もう1人必要かどうか。そこはネタを作る太田さん次第だと思いますね」(前出のプロダクション関係者)

 “コント芸人”としての再起に苦労することは容易に想像できるが、斉藤は今、仲間に対して何を思うのか。

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