杉咲花、長崎・端島を再現した「海に眠るダイヤモンド」壮大なセットに感動「想像を掻き立てられます」
俳優・神木隆之介(31)主演の10月期TBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜後9・00)第2話が、11月3日に放送される。長崎・端島の食堂の看板娘で、しっかり者の朝子を演じている女優の杉咲花(26)に、初回の注目ポイントや第2話の見どころを聞いた。
本作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。「アンナチュラル」(2018年)、「MIU404」(2020年)、現在上映中の映画「ラストマイル」など数々のヒット作を生み出してきた、野木亜紀子×塚原あゆ子×新井順子という強力チームが手掛ける。戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語を紡いでいく。
――作品の見どころは?
当時の端島を再現するためにオープンセットが作り込まれていて、撮影をしていると、そこで本当に人々の生活が営まれているんだろうなと匂い立ってくるものがあるんです。1話を見て、映像になったときにそれがより力強く映し出されていて感動しました。また、「この先に端島という街で何が起きるんだろう」という想像を掻き立てられますし、すごく楽しみだなと思いました。
――初回で印象に残ったシーンは
1話の中で特に好きなシーンは、銀座食堂での「やぐらしか!」のシーンです。朝子と百合子は少し溝を感じる関係性ですが、リナが酷い目にあってしまったことを知ったとき、女性としての怒りを共有するんですよね。どれだけ距離があってもこういった瞬間は連帯して、2人の共鳴を感じられるこのシーンがとても力強くて印象に残っています。2人が同じ方向を向けた瞬間だったのではないかなと思います。
そして、今週放送の2話では「スクエアダンス」のシーンに注目いただきたいです。