田代まさし氏「刑務所は悪のコネクションが広がるだけの場所」と私見「入っても全然意味ねえわ」
元タレントの田代まさし氏(68)が、10月31日までに更新されたジャーナリスト丸山ゴンザレス氏のYouTubeチャンネル「丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー」に出演。刑務所について、個人的経験に基づいた私見を語った。
田代氏は19年に覚醒剤取締法違反容疑などで逮捕。20年に懲役2年6カ月(うち6カ月は保護観察付き執行猶予2年)の判決で服役。22年、SNS上の投稿で「2022年10月27日に福島刑務所を出所しました」と報告していた。
田代氏は丸山氏の質問に対し、これまで、黒羽、府中、福島の3カ所の刑務所に計約9年間入ったと告白。刑務所内では田代氏だと分かってて、突っかかってくる人間がいることなどをエピソードとともに明かした。
そして「(刑務所では)納得できないこといっぱいあるんですよ。入ったことある人にしか分かんないんですけど、納得できないことが山積みなんですよ。例えば、運動の時間に“マーシー、話したいんですけどいいですか?”って(ほかの人が)言ってきて、話してて、(その人が)“どっから(薬物を)引いてましたか?”って言って。“どこどこだよ”って言うと、“そんなとこから引いてるから捕まっちゃうんですよ。今度出たら、俺のところから買ってください。絶対捕まりませんから”って。“いやいや、お前捕まってるよね”ってなるんですよ。お前のとこから買えないでしょ、あんた、ってなって。そんなやつがもう、山ほどいるんですよ」と実際に体験した話を振り返った。
さらに「刑務所は反省する場所なんですけど、反省して更生する場所なのに、悪のコネクションが広がるだけの場所なんですよ。僕の経験談ですよ。全員がそうとは言いませんよ。もう二度とあんなところ嫌だっていう人もいるだろうけど、俺の経験上は、“いや、刑務所入っても全然意味ねぇわ”って。悪のコネクションが広がるだけって」と自身の経験に基づく持論を話した。
同チャンネルではこのほか、田代氏の刑務所暮らしの実態などについてさまざまな面白い話やエピソードが数多く披露されている。