【MLB】大谷翔平、故障後初安打に“片腕固定”で軽快なスライディングも披露 現地実況は驚き「彼は飛べるのか」
ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地でのヤンキース戦に「1番DH」で先発出場。ワールドシリーズ第4戦、5回表の第3打席に負傷後初安打となる中前打を放った。
■勢いよく二塁へ滑り込む姿も
第2戦で左肩亜脱臼のアクシデントに見舞われながらも、連日の出場を続けている大谷。世界一へ王手をかけた大一番でも好打でチャンスメーク、片腕を固定した状態で軽快なスライディングも披露した。
ドジャース3点ビハインドで迎えた、5回表の第3打席。無死一塁で大谷は、相手2番手ティム・ヒル投手の初球フォーシームを鮮やかに捉えると、打球は速度103.8マイル(約167キロ)の中前打に。次打者ムーキー・ベッツ外野手の打席では、遊ゴロで二塁へ勢いよく滑り込んだ。
現地実況を務める『FOXスポーツ』は、「片腕を固定したままでも勢いよく滑り込んだ、彼は飛べるのか」と驚き。満身創痍でも全力プレーを怠らない大谷に、賛辞を贈っていた。
試合はヤンキース打線が爆発し、ドジャースが4-11で敗戦。対戦成績を1勝3敗としている。大谷は4打数1安打で、負傷後初の安打を記録した。