ハリス氏、支持率リードわずか1ポイント 大統領選まで1週間=調査
[ワシントン 29日 ロイター] - ロイター/イプソスが29日発表した米大統領選に関する世論調査で、民主党候補ハリス副大統領の支持率が44%、共和党候補トランプ前大統領が43%となった。大統領選が1週間後に迫る中、ハリス氏のリードはわずか1%ポイントに縮小した。
調査は27日までの3日間、登録有権者975人を含む全米の成人1150人を対象に実施された。
ハリス氏は7月の出馬以降、ロイター/イプソスが実施した支持率調査全てでトランプ氏をリードしてきたものの、9月下旬以降はその差は着実に縮まっている。
経済、失業、雇用について、いずれの候補者の対策が優れているかという質問に対しては、トランプ氏が47%、ハリス氏が37%で、トランプ氏がリードを維持している。
移民問題への対処についても、トランプ氏への支持が48%と、ハリス氏の33%を上回った。
政治的過激主義や民主主義に対する脅威への対応では、ハリス氏への支持が40%、トランプ氏が38%。ただ、ハリス氏のリードは前回調査の7%ポイントから縮まっている。
今回の調査では、米国にとり最も差し迫った問題として、26%が雇用と経済を挙げた。そのほか24%が政治的過激主義、18%が移民問題と回答した。