国民民主党の玉木雄一郎代表は29日の記者会見で、衆院選の比例代表で同党の候補者が不足し、3議席が他党に回ったことについて「十分な候補者を擁立できなかった結果だ。期待を裏切ることになり、おわびしたい」と陳謝した。

 「制度上の問題も含め、対応を慎重に考えたい」と述べ、制度見直しの必要がないか検討する意向も示した。

 衆院選では国民民主の重複立候補者が相次いで小選挙区で当選し、北関東、東海両ブロックで比例名簿登載者が獲得議席を下回った。このため、北関東の1議席を公明党、東海の2議席を立憲民主、自民両党に譲る形となった。