横浜FCの武田英二郎が今季限りで現役引退 6クラブを渡り歩く、「36歳まで14年間プロとしてプレーできるとは…」

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横浜FCは29日、DF武田英二郎(36)が今季限りで現役を引退すると発表した。

武田は横浜F・マリノスの下部組織育ちで、青山学院大学に進学。2011年に横浜F・マリノスでプロキャリアをスタートさせ、ジェフユナイテッド千葉、ガイナーレ鳥取、アビスパ福岡、湘南ベルマーレを経て、2018年から横浜FCに所属する。

今季もバックアップとしてここまで明治安田J2リーグ8試合に出場し、J1昇格を目前のチームを支えるが、今季限りで現役生活に幕。JリーグではJ1で38試合、J2で183試合5得点をマークしている。クラブを通じて次のようにコメントした。

「今シーズンをもって現役を引退することに決めました。プロとしてのキャリアを始めたとき、まさか自分が36歳まで14年間プロとしてプレーできるとは思っていませんでした。試合に出れない時期もたくさんありましたし、自分の実力に絶望する日もたくさんありました」

「でも、それ以上に常に自分の周りには支えてくれる誰かがいてくれました。家族、友達、チームメイト、コーチ、クラブスタッフ、そしてサポーター。みんなに支えられてここまで走り抜けてこれました」

「僕のキャリアに関わってくれた全ての人達に感謝しています。本当にありがとうございました。チームが昇格、優勝争いをしている中で引退を発表することが正しいのかどうか悩みましたが、ホーム最終戦で横浜FCサポーターの皆様に直接挨拶がしたいと思い、このタイミングで発表させてもらいました」

「そして、まだ自分のキャリアは終わっていません。リーグ戦残り2試合、選手、スタッフ、パートナー企業の皆様、サポーター全員で一丸となって昇格、そして優勝を目指して最後まで戦いましょう」