ブレーメン戦後のグラニト・ジャカ photo/Getty Images

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レヴァークーゼンは、26日(現地時間)に行われたブンデスリーガ第8節でブレーメンと対戦し、2-2で引き分けた。

30分にヴィクター・ボニフェイスのゴールで先制し、その後74分に同点に追いつかれたレヴァークーゼンは、78分にフェリックス・アグがペナルティキックをしっかりと決めて2-1と勝ち越した。しかし、終了間際の90分にブレーメンのロマーノ・シュミットに痛恨の同点ゴールを許し、ドロー決着に終わった。

昨季はリードした試合では必ず勝ちきっていたレヴァークーゼンだが、今季は勝負弱さが目立つ。2点差をひっくり返されて逆転負けを喫した2節ライプツィヒ戦をはじめ、第5節バイエルン・ミュンヘン戦(1-1)、第6節キール戦(2-2)でもリードを守れず勝ち点3獲得を逃している。

こうした現状について、グラニト・ジャカは非常に強い危機感を覚えているようだ。

「8節が終わった時点で僕らは15失点、1試合平均で約2失点している。これだけ失点していたら、優勝争いに加わるのは難しい。もっと上手くやらないと、間違いなく優勝は無理だ」(ドイツ紙『Bild』より)

また、シャビ・アロンソ監督もブレーメン戦後の記者会見で「我々はあまりにも不安定で、現状は我々にとって非常に大きなチャレンジとなっている」とコメントし、狙い通りに勝ち点を積み上げることができていないことを認めている。

27日に首位バイエルンがボーフムに5-0で快勝したため、彼らと3位レヴァークーゼンとの勝ち点差は5となった。シャビ・アロンソ監督自身も「順位に興味はない。まだ10月だ」と言うように、レヴァークーゼンにもまだリーグ連覇の可能性は十分に残されているものの、特に守備を早急に立て直さない限りバイエルンとの差は広がる一方かもしれない。