この三笘が所属するブライトンが新たに日本人選手を獲得するのか。(C)Getty Images

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 好調が続けば、復帰のうわさが浮上するのも不思議ではない。

 スペインメディアの『Fichajes』によると、三笘薫が所属するブライトンが、モナコの南野拓実に関心を寄せているという『TEMAtalk』が伝えている。

 モナコ加入1年目は苦戦した南野だが、かつて薫陶を受けたアディ・ヒュッター監督が就任した昨季は復調。今季もリーグ・アン開幕戦でネットを揺らすと、10月22日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第3節では2得点・1アシストと爆発している。
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 この活躍に、ブライトンが注目しているようだ。報道によると、両サイドのウインガーも10番もこなせる南野の獲得で、複数のポジションを強化できると評価しているという。ブライトンのシステムに合わせられる戦術的インテリジェンスも持ち合わせていると見ているそうだ。

 リバプールではなかなか出場機会を得られず、出番を求めてリーグ・アンに向かうこととなった。しかし、ラストシーズンに2つの国内カップ戦でチーム得点王となり、リバプールの二冠達成に貢献したのは周知のとおりだ。
 イングランドでの経験だけではない。もともとリバプールに移籍したきっかけは、レッドブル・ザルツブルク時代にCLで対戦した際に活躍したことだった。南野は欧州最高峰の舞台もよく知っている。

 こういったトップレベルでの経験値も、ブライトンは評価しているようだ。今季は国内で戦うのみとなった彼らだが、欧州の舞台への返り咲きを目ざしているのは言うまでもない。そのときに、その経験は役立つというわけだ。

 ブライトンで三笘と南野が共演する可能性はあるのか。選手自身の希望を含め、今後進展があるのか注目される。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部