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 俳優の斎藤工(43)が25日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。覆面ピン芸人として「R-1グランプリ」に出場した過去を明かす場面があった。

 俳優としてだけでなく、監督、プロデューサーなどマルチに活動する斎藤。「異業種の方がお芝居するっていう可能性に作り手として希望を感じていて、ほぼ毎回、(作品に)芸人さんに出てもらうってなったんですね」と語る中、「数年前に覆面芸人として『R-1グランプリ』に出たことがありまして。人印(ピットイン)っていうキャラクターで。NSC(吉本総合芸能学院)東京にも通わせていただいて」と告白した。

 斎藤は「ただ同期生は僕っていうのはわからないんですけど。ずっと覆面した状態で、卒業生に一応、クレジットはされているんですけど。NSC僕、23期生でして。声は発さないっていう、フリップ芸のみで大喜利の授業とか受けて」。同期は昨年のM-1グランプリ王者の令和ロマンやヨネダ2000などがおり、ヨシモト∞ホールにも出場していた。

 テレビ東京のドラマ25「MASKMEN」の企画で、野性爆弾のくっきーがプロデュースを務めていた。「テレ東の企画でもあって、その企画持ち込んだのも僕で」と斎藤。「芸人さんの舞台上だったり、カメラ前に出るあのエネルギーを研究したくて」と挑戦した理由を明かした。

 人印としての活動について「結構地獄でしたね」と本音も。「スクランブル交差点の前で1人で路上ライブとかもやったんですよ。ストリートミュージシャンの人がライバルで、交差点だから当然、皆さん目的をもっていらっしゃるんで、赤信号から青になったら渡って行っちゃうんですよ。その人たちを止めるっていうこの筋力がストリートから這い上がってきた人があるんだってことに、その時初めて気づくんですよ」と苦笑。

 「そういう経験をしなきゃと思って、企画書を(作った)。ホームとアウェイだったらアウェイを基準にしている人に憧れていたんだなってことがわかりましたね」と話した。