ベンフィカ戦でCL初ゴールを決めた上田。(C)Getty Images

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 インターナショナルウィークをはさみ、公式戦で3試合連続弾だ。注目度も高まっている。

 フェイエノールトに所属する日本代表FWの上田綺世は、10月23日に行われたチャンピオンズ・リーグのリーグフェーズ第3節ベンフィカ戦で、待望の同大会初ゴールをマークした。
【動画】右足で正確なフィニッシュ!上田のCL初ゴール
 前半12分、上田は左からの折り返しにダイレクトで合わせて先制点を奪取。24分の追加点と思われたゴールはVARの結果で取り消されたものの、3−1の勝利に貢献している。

 開幕戦でレバークーゼンに0−4と手痛い黒星を喫したフェイエノールトだが、これで3−2と勝利した前節ジローナ戦に続く2連勝だ。
 
 上田自身も波に乗っている。9月22日のエールディビジ第6節NAC戦で今季初得点をあげると、第8節トゥベンテ戦、前節ゴアヘッド戦と連続ゴール。ベンフィカ戦で公式戦3連発となった。

 この活躍に、イタリア大手紙『Corriere dello Sport』も注目。10月24日、上田の経歴を紹介しつつ、「今シーズンの序盤はスタンディングオベーションにふさわしい」と報じている。

「エールディビジで3得点、チャンピオンズリーグで1得点。26歳のモダンなCFで、偽9番としても仕事をする。動きに絡み、ポストプレーに優れ、MFが飛び出すための突破口を開ける」

 加入1年目だった昨季、上田は欧州の舞台で得点をあげられず、エールディビジでも春先までは1ゴールと苦しみ、たびたび批判を浴びせられてきた。負傷でサンティアゴ・ヒメネスが離脱している間に、さらに評価を高めたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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