日本シリーズの前日監督会見に臨んだソフトバンクの小久保裕紀監督

写真拡大

◇プロ野球 日本シリーズ 第1戦 DeNA-ソフトバンク(26日、横浜スタジアム)

日本シリーズ初戦を翌日に控え、ソフトバンクの小久保裕紀監督が前日監督会見に臨みました。

CSを“下克上”で突破してきたDeNAと迎える日本シリーズ初戦。この日までに「幸いにも早めに(進出を)決めることができたので、その間、セ・リーグの戦いを、ファイナルステージをガッツリ見てました」と明かしました。

DeNAの印象に関しては「交流戦は3試合しかしてなかったんで、その時には投げていないピッチャーもいますし。本当に初見という感じではあると思うんですけど。打線に関しては強力打線というイメージを持ってますね」とコメント。打線への警戒に関しては「(交流戦で)オースティン選手に同点3ラン打たれたんで。結構それ印象に残ってるんでね。やっぱり長打があるバッターが多い打線なんでね、長打には警戒している」と明かしました。

ソフトバンクの先発投手はチームトップの勝利数をマークした有原航平投手。起用については「誰に聞いても有原だというと思いますんで。全会一致です。ファンも含めて」とコメントしました。

さらに取材陣の前で小久保監督は日本シリーズを「我々にとって一番の檜舞台」とした上で「やっぱり(メジャーの)ワールドシリーズと被るんで。笑いごとじゃなくて、その責任というのも感じてますし。朝はワールドシリーズ、夜は日本シリーズ…みなさんにお願いしたいのは『ここは日本だぞ』というところ。それに値する戦いをしないと扱いは大きくならないと思うんで、こんなに(日程が)被るのかっていう中での戦いになるんで、そういう思いもあります」と思いを語りました。