日本選手がメジャーに与える影響、ヤンキース監督が絶賛「ヒデキには存在感があった。オオタニも才能を証明」「今後数年でもっと出てくるはず」

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ブーン監督は日本人選手の台頭には驚いていないようだ(C)Getty Images

 日本選手の活躍に敵将も賛辞を惜しまない。

 現地時間10月24日(日本時間25日)、ヤンキースのアーロン・ブーン監督は、敵地ドジャースタジアムでワールドシリーズ(WS)の前日記者会見に出席。今季の頂上決戦は、大谷翔平や山本由伸が所属するドジャースと1981年以来43年ぶりの顔合わせとなったが、はたして明日からどのような戦いが繰り広げられるだろうか。

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 松井秀喜氏が巨人からヤンキースに入団した2003年にその同僚としてプレーしているブーン監督。ニューヨークの地元局『SNY』が掲載した動画内では、「日本選手が20年後のメジャーに与える影響を想像できたか?」と問われ、「ヒデキは(メジャーに)来る前から日本で大きな存在感があり、スターだった」と振り返っている。

 加えて野茂英雄氏、松井稼頭央氏の存在に触れれば、「多くの選手がさまざまな成功を収めてきた。驚きはない」と言及。ドジャースの二人に関しても、「ショウヘイが優れた才能を持つのは、来る前からみんな知っていたと思うし、それが証明されている。ヤマモトは、昨年の冬に少し知る機会があった」と冷静に見ているようだ。

 また、「スターダムにのし上がっていく可能性を秘めた選手は、今後数年で向こうからもっと出てくるはず」と予測したブーン監督。「正直なところ、それほど驚くことじゃない」と強調し、「僕らが見ているように、世界中で素晴らしい選手が活躍しているし、野球が日本でどういう意味を持つかは知っての通りだ」と続けていた。

 大谷、山本にとっても自身初出場となる今回のWS。第1戦は、日本時間26日午前9時8分に開始予定だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]