信越ポリは続伸、配当予想の増額と自社株買いの発表が株価支援
信越ポリマー<7970.T>は続伸している。24日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比2.4%増の547億3700万円、経常利益は同3.6%増の66億3300万円、最終利益は同0.6%減の45億8900万円となった。あわせて同社は配当予想を修正。9月30日を基準日とする中間配当を従来の予想から1円増額するとともに、期末配当予想を1円増額し25円とした。年間配当予想は50円(前期比4円増配)となる。更に、取得総数50万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.61%)、取得総額9億円を限度とする自社株買いの実施も公表した。株主還元姿勢とともに、7~9月期において最終利益は微増益となったことも加わって、買いを誘う要因となったようだ。
電子デバイス事業では自動車向けが堅調に推移。自動車以外では液晶接続用コネクターや検査用コネクターが回復し、増収増益となった。精密成形品事業では、OA機器用部品がプリンターの需要で底堅く、複合機の交換需要も高まり2ケタの増収増益となった。
出所:MINKABU PRESS
電子デバイス事業では自動車向けが堅調に推移。自動車以外では液晶接続用コネクターや検査用コネクターが回復し、増収増益となった。精密成形品事業では、OA機器用部品がプリンターの需要で底堅く、複合機の交換需要も高まり2ケタの増収増益となった。
出所:MINKABU PRESS