RBライプツィヒ戦でも出番なしに終わった遠藤。(C)Getty Images

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 リーグ前節で決勝点をあげた選手をスタメンから外したのは、「論理的な選択」だという。 リバプールは10月23日、チャンピオンズリーグのリーグフェーズ第3節でRBライプツィヒと対戦し、敵地で1−0と勝利した。アストン・ビラと並ぶ無傷の3連勝を飾っている。 プレミアリーグ前節のチェルシー戦で、リバプールは先発出場したカーティス・ジョーンズが追加点を奪うなど躍動。2−1と勝利を収めている。だが、ジョーンズはライプツィヒ戦でベンチスタートとなった。 リーグ次節でアーセナルとアウェーで対戦するだけに、アルネ・スロット監督は様々なやり繰りをしなければならない。ただ、リバプール専門サイト『This Is Anfield』によると、試合前に『TNT Sports』で日程をどれほど考慮したか問われると、指揮官は「正直あまり考えなかった」と述べている。「みんな、(チェルシー戦で)ジョーンズがベストプレーヤーだったという意見だろう。だが、少し深く見ていくと、彼が今季スタメンだったのは2試合だけで、どちらもフル出場していない。だから、中2日でまた彼に先発させるのは少し早すぎると思った」「それに体調不良から戻ったマッカ(アレクシス・マカリステル)がいるなら、論理的な選択だと思う」【画像】華やかに可憐にピッチで輝く!世界の“美女フットボーラー”を一挙紹介!

 このコメントを受け、This Is Anfieldは「先発出場した2試合でフル出場しておらず、シーズン序盤にケガもあっただけに、機会があれば選手を守るのは賢明だ」と報じている。「だがそれなら、イブラヒマ・コナテやライアン・フラーフェンベルフをローテーションするために、ジャレル・クアンサーやワタル・エンドウのような選手たちを使わないのかが不思議だ」「来週のリーグ・カップのブライトン戦でそれが分かるかもしれない」 スロット就任から遠藤航が厳しい状況にあるのは周知のとおり。本人は過密日程の中で必ず出番は訪れると信じ、前向きに準備を続けている。アーセナル戦後、再び中2日で臨むブライトンとのリーグ・カップで、日本代表キャプテンに出場機会は訪れるだろうか。構成●サッカーダイジェストWeb編集部