亡くなった「ワン・ダイレクション」のリアム・ペインさん(ロイター)

写真拡大 (全2枚)

 英ボーイズグループ「ワン・ダイレクション」のリアム・ペインさん(享年31)がアルゼンチンのホテルのバルコニーから転落死したが、生前、2年間交際していたインフルエンサーのケイト・キャシディ(25)に「僕とケイトは1年以内に結婚する」との手紙を渡していた。キャシディが23日、インスタグラムで手紙を公開した。

 ペインさんは悲劇的な死の前に恋人のキャシディと結婚することを誓っていた。2年間交際していたキャシディは、ペインさんからの手紙や仲むつまじいツーショットをインスタグラムで共有した。

 写真の1枚にはペインさんの手書きの手紙が写っており、そこには「僕とケイトは1年以内に結婚する/婚約して永遠に一緒にいる」と書かれていた。

 傷心のキャシディは、追悼文でこう書いた。

「言葉では言い表せないほど私の心は打ち砕かれています。今はとても暗い状況に感じますが、あなたが世界に与えた大きな影響をあなたが理解してくれることを願っています。あなたは、何百万人ものファン、あなたの家族、友人、そして特に私に、たくさんの幸せと前向きな気持ちをもたらしてくれました。あなたは本当に愛されています。あなたは、私の親友であり、私の人生の愛であり、あなたが触れたすべての人が私と同じように特別な存在だと感じました」

「リアム、あなたはとても優しい心と、とても楽しいことが好きな精神の持ち主でした。私は自分の最高の部分を失ってしまったような気がします。あなたの笑いと愛のない一日は想像できません。あなたは私の人生にたくさんの光をもたらしてくれました」

 キャシディは続けた。「数週間前、私たちは美しい夜に外に座って、一緒に人生を思い描きました。見ないように言われたのに、あなたのメモは大切に保管しています。そこには『私とケイトは1年以内に結婚します/婚約して永遠に一緒に44』と書いてありました。リアム、私たちは永遠に一緒にいるだろうけど、私たちが計画していたような形ではないことは分かっているわ。あなたはいつも私と一緒にいます。私には守護天使ができました」

 キャシディは、追悼文を次のように締めくくった。

「永遠にあなたのもの、ケイトリン444」

「44」は安定を示すエンジェルナンバー。「444」は、何千もの天使から守られ、すべてがうまくいくことを意味するエンジェルナンバーだという。