22日に開催されたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ第3節でモナコはレッドスター(セルビア)をホームに迎えた。躍動したのが日本代表MF南野拓実だった。

 まずは前半20分、DFウィルフリード・シンゴのスルーパスから完全に抜け出すと、GKとの1対1を冷静に制して先制点を奪う。さらに3-1として迎えた後半25分にはFWブレール・エンボロのパスにPA内で反応し、右足ダイレクトで合わせて2点目を奪取。そして、アディショナルタイムには南野のパスを受けたMFマグネス・アクリウシェがチーム5点目を記録した。

 2得点1アシストを記録し、モナコの5-1の快勝に貢献した南野はプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出された。

 この日の2得点で欧州CL通算ゴール数を「4」に伸ばした南野は、MF香川真司の持つ日本人最多得点記録に並んだ。また、『ONZE MONDIAL』によると、欧州CLで1試合2得点を記録した日本人選手は16年11月の香川以来2人目。モナコでは17年4月のFWキリアン・ムバッペ以来初となり、「南野がムバッペに並んだ」と伝えられている。