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 J1神戸は23日に韓国・蔚山でACLエリート第3節を戦う。

 神戸は1勝1分けで東地区3位。韓国王者の蔚山は川崎F、横浜に連敗して最下位に沈むが、22日に現地で前日会見に臨んだ吉田孝行監督(47)は「連敗と言ってもKリーグで首位を走っているチーム。2試合で結果が出ていないだけだと思う」と警戒した。「それもあって、蔚山は明日のホームゲームで勝ち点3を奪いに来る。自分たちも負けないように持っている力を出しきって、勝って帰りたいと思います」とアウェー戦でも勝ち点3を奪いにいくとした。

 DF酒井高徳(33)は「蔚山にはボールを扱うのが非常にうまい選手が多く、スペースと時間を与えてしまうと厳しい状況になってしまう。良いポジションを取って自分たちが良い状況で守備をすることが危険な状況を生まないことにも繋がる」とJ1での戦い方と同様にハードワークから高い位置でプレスをかけて主導権を奪いたいとした。

 当初、試合は蔚山のホームスタジアム・蔚山文殊フットボールスタジアムだったが、5日に蔚山総合運動場に変更になった。酒井は「練習をしてみて良いピッチコンディションだと感じた。朝から雨でしたが、グラウンドはしっかりしていた。お互いにとって良いサッカーをするためには良いピッチが必要」とベテランらしく泰然自若としていた。