巨人の本拠地・東京ドーム

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プロ野球巨人が今オフ4年ぶりのフリーエージェント(FA)補強の準備を進めている。スポーツニッポン(ウェブ版)が2024年10月22日に報じた。

記事によると、FA権を保持するソフトバンクの甲斐拓也捕手(31)と阪神の大山悠輔内野手(29)が、FA権を行使した場合に備えて獲得調査を進めるという。

「甲斐キャノンとオオヤマサンは絶対渡さん」

甲斐は10年ドラフト会議でソフトバンクから育成6位指名を受け入団。17年に頭角を現し、103試合に出場して打率.232、5本塁打、18打点を記録した。

以降はチームの正捕手に定着し、日本代表として19年11月に開催された第2回WBSCプレミア12、21年東京五輪に出場した。強肩が大きな武器で、「甲斐キャノン」の異名を持つ。

一方の大山は、16年ドラフト会議で阪神に1位指名され入団。ルーキーイヤーの17年シーズンは75試合の出場に留まるも、18年シーズンから24年シーズンまで7年連続で100試合以上出場している。

昨シーズンはチームの主砲として143試合に出場し、打率.288、19本塁打、78打点を記録し、38年ぶりの日本一に貢献した。

インターネット上では、巨人の「獲得調査」報道にソフトバンク、阪神、巨人ファンが反応した。

Xでは「甲斐キャノンと大山選手 宿敵巨人移籍はありえるのか?」「大山選手、お願いだから『阪神タイガース』に残留して」「巨人、大山悠輔獲得調査ってマジですか?」「せっかく岸田が育ち始めてるのに甲斐取る?」「大山取ってどこを守らせる?」「甲斐キャノンとオオヤマサンは絶対渡さん」「甲斐はどうかと思うけど、大山は大いに有りやね」などのコメントが寄せられた。

甲斐は今シーズン119試合に出場し、打率.256、5本塁打、43打点を記録。守備の要としてリーグ優勝に大きく貢献した。

リーグ連覇を逃した大山は、130試合に出場し打率.259、14本塁打、68打点で今シーズンを終えた。