「吉本を背負うのやめます」発言の明石家さんまだが…翌日にキムタクのライブへ飛び入りの”不死身”姿

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「吉本を背負うのやめます」発言の真意

10月中旬の23時半頃、終電も近い東京駅の八重洲地下街を一人歩くのは明石家さんま(69)だ。大阪から新幹線で帰京した直後、待ち構えたファンへのサインや握手などの対応を終えて、再び歩き出したところだった。

この2日前、さんまはMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』に生出演し、冒頭、性加害で所属の吉本興業を解雇された元『ジャングルポケット』の斉藤慎二(41)について触れ、

「オレ、吉本を背負うのやめます。関係ないから、よう考えたら」

と後輩芸人への気遣いをやめると宣言した。続けて、

「オレは『背負ってくれ』とも誰にも言われてないけども、吉本を勝手に背負ってしまって。勝手に悩んでしまったり、落ち込んでしまったり、『どうしよう』と思ったりしてしまったところが大きいんで。背負うのをきょうからやめます。ちょっと疲れたんで」

と心労があったことを告白した。

「さんまさんは’20年に『ナインティナイン』の岡村隆史(54)が不適切発言で批判を浴びた際や、元『雨上がり決死隊』の宮迫博之(54)の騒動の際、彼らの味方になって手を差し伸べてきました。その度にさんまも一部SNSで批判されています。’23年に斉藤の2度の不倫報道があった時も、自身の番組で斉藤を愛情たっぷりにイジって、復帰のタイミングを作ってあげようとしていましたが、さすがに今回の件はフォローのしようがなかったのでしょう」(テレビ誌ライター)

大阪と東京を往復の間に見せた「神対応」

さんまの弱気な発言に、SNSには《本当にキツくなったんだ》《少しはご自愛ください》と労うコメントが多く見られた。しかし、そんな心配もすぐに杞憂に終わる。その翌日には「横浜アリーナ」で行われた木村拓哉(51)の全国ツアー『SEE YOU THERE』(全国5都市8公演)のステージにサプライズ登場。

正月恒例の特番『さんタク』(フジテレビ)の公開収録を兼ねた出演で、「お前、肩出すの好きやな〜」と木村にツッコみ、会場を沸かせた。さらに、観客に向かって「木村がいつもお世話になっています」と頭を下げ、

「長くなるので、座ったほうがいいですよ。最終(電車)には間に合うので。木村も芸能界が長くて(客席は)意外におっさんおばちゃん多いな」

と絶好調だった。

木村のライブ翌日、さんまは再び大阪で『痛快!明石家電視台』(毎日放送)の収録に臨み、夜遅くに帰京したというわけだ。疲れはかなり溜まっているだろうに、それでも、ファン一人一人に丁寧に対応するさんま。

そのタフさ、優しさたるや……。やっぱり、さんまは心も身体も不死身のようだ──。

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