一斉にスタートする選手たち(19日、東京都立川市で)=武藤要撮影

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 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が19日、東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までのハーフマラソン(21・0975キロ)のコースで行われ、43チームが出場した。

 各校上位10人の合計タイムにより、1位の立教大から10位の順天堂大までが来年1月2、3日の本大会出場を決めた。専修大と東京国際大は2年ぶりの出場。一方、前回10年ぶりの出場を果たし2大会連続の出場を狙った東京農業大は昨年の予選会で日本人トップだった前田和摩(2年)を欠きながら奮闘したが、わずか1秒遅れの11位で涙をのんだ。

 前回100回大会の予選会は関東以外の大学にも開放され、本大会の出場枠も13あったが、今回は例年通りの開催で出場枠も10に戻った。100回大会出場校からは、東京農業大が11位で、6年連続出場中だった明治大が12位で、8年連続出場中だった国士舘大が13位で、11年連続出場中だった東海大が14位で、駿河台大が16位で落選した。

【予選突破校と順位】〈1〉立教大〈2〉専修大〈3〉山梨学院大〈4〉日本体育大〈5〉中央学院大〈6〉中央大〈7〉日本大〈8〉東京国際大〈9〉神奈川大〈10〉順天堂大

◇予選会の方式

 各チーム10〜14人がエントリーし、そのうち10〜12人が走り、上位10人の合計タイムで競う。来年1月2、3日の本大会に進めるのは上位10校。出場権を得られなかったチームの選手で関東学生連合チームが編成される。

【本大会出場を決めているシード校】青山学院大、駒沢大、城西大、東洋大、国学院大、法政大、早稲田大、創価大、帝京大、大東文化大