DeNA 牧の美技でピンチ脱出 流れ変えて同点呼んだ ネット興奮「最高なキャプテン」
◇セCSファイナルステージ第3戦 DeNA―巨人(2024年10月18日 東京ドーム)
日本シリーズ進出を懸けた「2024 JERAクライマックスシリーズ(CS) セ」は18日、東京ドームでファイナルステージ第3戦が行われ、ファーストステージで2位・阪神を撃破した3位・DeNAが、4年ぶりセ・リーグ優勝を果たした巨人と対戦。
先発のマウンドには、CS初登板となった2年目右腕の吉野が上がった。
昨年は即戦力として期待されながら腰の疲労骨折などで1軍登板がなく、リハビリから始まった今季は8月以降に3勝をマーク。「昨年(のCS)はケガでリハビリをしていた。楽しみ半分、不安半分。緊張していこうかと思います」と意気込みを語っていた。
初回は力強いストレートを武器に長野、オコエを2者連続三振と上々の立ち上がり。
巨人戦は2試合に先発して1勝1敗、防御率1・64。「どの打者も注意しないといけない」と警戒していたが、2回、巨人・岡本和に左越えソロ本塁打を浴びて、先制を許した。
3回は1死満塁のピンチで二塁手・牧が魅せた。巨人・大城卓の二遊間を強い打球を横っ跳びでつかみ、遊撃手・森敬を経て併殺が完成。ピンチを脱した。
その直後の4回、4番・オースティンが2試合連続となる右越えソロ本塁打。巨人の先発・グリフィンのストレートをうまくおっつけて右翼スタンドへ運び、1−1の同点に追いついた。
ネットでは「牧のファインプレーから流れ来たよ。最高なキャプテン」「牧選手のスーパープレーからの流れで同点に出来た」「牧が覚醒してる シーズンだったら絶対抜けてたのに」と賛辞が相次いだ。