アルテタは代表戦で負傷の鉄人サカを休ませるべきか 長期離脱となれば取り返しがつかない
現在プレミアリーグ3位のアーセナルで絶対的な主力となっているFWブカヨ・サカ。しかし、イングランド代表でもあるサカは10日に行われたネーションズリーグのギリシャ戦で負傷交代を余儀なくされた。
幸いにも怪我は重度のものではなく、サカは週末のボーンマス戦に出場することが可能なようだ。しかし英『Daily Mail』は、出場させるべきか大きな疑問があると投げかけている。
マンチェスター・シティMFロドリは今夏もスペイン代表としてEURO2024をフルで戦い、UEFAチャンピオンズリーグのレギュレーション変更による試合数の増加に異議を唱えていた。そして、その矢先に負傷離脱し、今季は絶望的とも言われている。
アルテタ監督はあまり選手のローテーションを好まず、特にサカを先発から外すことはほとんどない。プレミアリーグやCLに限らず、リーグカップのボルトン戦でもサカを先発から外さなかった。サカは怪我への耐性が高いのか、負傷してもすぐに復帰することが多く、結果アルテタは昨季も今季もサカを先発で使い続けている。しかし、もし負傷が長引くことになれば、絶対的な中心選手を長期間失う恐れがある。
前節のサウサンプトン戦後、アルテタは「彼の負担を管理しなければならない」と語っている。今季はローン加入のラヒーム・スターリングという選択肢も持っているが、アルテタはどのような判断を下すだろうか。