好調フラムを支える“元アーセナル組”再集結 スミス・ロウらを誘っていたのは……
現在プレミアリーグ8位のフラム。マルコ・シウバ監督に率いられていたチームは攻撃的で面白いサッカーを見せており、前節でも王者マンチェスター・シティに敗れたものの、内容は互角以上と言っていいものだった。
中心選手の一人が今季アーセナルから移籍したMFエミール・スミス・ロウだ。スミス・ロウは持ち前の攻撃センスでチームを牽引し、すでに2ゴール1アシストを記録している。
英『Telegraph』によれば、スミス・ロウを誘ったのはアーセナルでの元チームメイトでもあるMFアレックス・イウォビとGKベルント・レノだ。スミス・ロウは両名からメッセージをもらったことを明らかにしたが、当時は何も返事ができなかったという。そして、現在はイウォビとレノにメッセージに返事できなかったことを謝罪したという。
FWリース・ネルソンも今季はアーセナルを離れ、フラムにローンで加入している。彼もまた、イウォビからの誘いがあったことをクラブ公式サイトで明らかにした。
「これを始めたのはイウォビだと思う。フラムが実際に試合をしていたときは、僕もアレックスのためによく見ていたしね。馴染みのある顔が見られて嬉しかった。だから、ここで再会できて本当によかったよ」
アーセナルのブカヨ・サカはスミス・ロウをを失ったことを悲しんでいたが、スミス・ロウ、イウォビら元アーセナル組の活躍は好調フラムの原動力となっている。長くともにプレイしていたからか息も合っており、アーセナルを離れたことは結果的に彼らにとって正解だったのかもしれない。