遠藤憲一、西田敏行さんに感謝「俺でも知らない部分をいっぱい引き出してくれた」

写真拡大

俳優の遠藤憲一(63)が18日、都内で行われたテレビ朝日系火曜ドラマ「民王R Inspired by 池井戸潤」(22日スタート 午後9時、初回は拡大スペシャル)制作発表記者会見に登場。昨日17日に訃報が伝えられた俳優・西田敏行さんへの思いを語った。

遠藤憲一、1人10役に四苦八苦!大橋和也との“朝ハグ”でエネルギーチャージ!

同作は2015年の放送以来、9年ぶりに復活。会見冒頭、遠藤は「9年前の『民王』には、亡くなられた西田敏行さんが出演されていました。ちょっとまだ、昨日の訃報のことを聞いたばっかりで、西田さんのことを話すと、ちょっとグッときちゃうんですけども…」と言葉を詰まらせながら、「8日に『ドクターX』の舞台挨拶でご一緒したばかりでした」と肩を落とした。

「『ドクターX』では西田さんの部下の役で、能無しの役なんですね。それを西田さんがアドリブでイジり倒して、俺でも知らなかったコメディー部分やシリアス部分をいっぱいいっぱい引っ張り出してくれました。そういうこともあって、今回みたいなコメディーの面白い役をいただける俳優に成長させていただきました」と回想。「西田さん、この場をお借りして本当に感謝申し上げます。ありがとうございました」と頭を下げ、感謝の言葉を贈った。

9年ぶりとなる今作は、遠藤演じる総理大臣の武藤泰山が、毎話、誰かとランダムに入れ替わってしまうという奇想天外なストーリーを描く。