高津臣吾監督

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 ヤクルト・高津臣吾監督がナインに対し、野球観を磨くためにポストシーズンの視聴を勧めた。17日までに取材に対応した指揮官は、オフならではの過ごし方としてクライマックス・シリーズ(CS)や日本シリーズ(S)を“教材”とすることを提案。「ぜひ見るべきだと思いますね。勉強になることがたくさんあると思いますよ。来年になれば、その(登板している)相手ピッチャーを打たなきゃいけなくなるわけで。相手バッターを抑えないといけないわけで。何かヒントがあるかもしれないですからね」と説いた。

 また、CSや日本Sなどの解説業やテレビ出演のオファーが来た際には積極的に受けることも推奨した。高津監督が現役時代は当時の野村克也監督から「オフはどんどんテレビ出なさい。顔を売ってきなさい」と勧められていたといい、「そうやって呼ばれることは光栄なことだしね。いいことじゃないですか」と理解を示した。

 16日には日本テレビ系野球中継「セ・リーグクライマックスシリーズ・ファイナルステージ 巨人×DeNA」の第1戦(東京D)に長岡が副音声でゲスト出演し初解説を務めた。他の選手たちのメディア露出についても「直接プレーに影響するかは別として、そういう経験をするというのはすごくいいことだと思います」と前向きに捉えていた。