中国新疆のPRイベント「多彩新疆」、東京で開催

15日、イベントであいさつする中国人民政治協商会議(政協)新疆ウイグル自治区委員会のヌルラン・アブドルマンキン主席。(東京=新華社記者/胡暁格)

 【新華社東京10月17日】中国新疆ウイグル自治区の魅力をピーアールするイベント「多彩新疆」が15日、東京で開かれ、中日両国の各界から150人以上が参加した。中国新疆友好協力交流団と在日中国大使館が共催した。

 中国人民政治協商会議(政協)新疆ウイグル自治区委員会のヌルラン・アブドルマンキン主席はあいさつで、新疆の発展状況を細かく紹介し、新疆と日本の交流・協力の成果を振り返った。

 アブドルマンキン氏は、新疆は広大の土地と豊富な物産に恵まれ、独特の自然景観、豊かな資源、長い歴史、華やかな文化を誇るとし、新疆では至る所で各民族が「ザクロの実のように」しっかりと結びつき、社会が調和している様子を見ることができると指摘。新疆は議論の余地のない事実によって、安定、調和、団結、開放、包摂、自信の新たなイメージを世界に示していると述べた。

 同氏はまた、新疆は中国の西方向への重要な玄関口であり、東西の文明が交わる場所でもあり、その独特の魅力と開放的な姿勢で、世界各地から視察や観光に訪れる人を温かく迎えているとした。中日両国は互いにとって一衣帯水の隣国であり、互恵・ウィンウィンの協力パートナーでもあると指摘。新疆と日本は文化・観光分野で常に緊密な交流と友好関係を維持し、人的・文化交流はますます活発になり、双方の経済・貿易協力の勢いも高まり続けていると述べた。さらに、一連の交流活動を通じ、両国の人々の友好交流が促され、相互信頼が高まり、友好が深まることを願っていると期待を示した。

中国新疆のPRイベント「多彩新疆」、東京で開催

15日、イベントであいさつする中国の呉江浩駐日大使。(東京=新華社記者/胡暁格)

 中国の呉江浩(ご・こうこう)駐日大使はあいさつで、新疆には美しい自然景観や輝かしい歴史文化、多彩な民族の魅力があり、ハイレベルな対外開放により、アジアと欧州を結ぶ黄金の通路、中国の西に向けた開放の重要な拠点が築かれていると指摘。在日中国大使館は観光や通商、現代農畜産業、文化、教育、若者などの分野で、新疆と日本の交流・協力の促進に尽力すると表明した。さらにこの1年間で日本を含む世界各国から400以上の団体が新疆を訪れているとし、より多くの日本の人々に実際に新疆を訪れ、ありのままの新疆を知ってもらいたいと述べた。

 会場では、新疆の魅力と活力を伝える「多彩新疆」写真展も開催され、多くの来賓が足を止めていた。新疆訪問歴150回を数え、新疆ウイグル自治区政府の文化顧問を務め、ウルムチ市の名誉市民でもある小島康誉氏は写真展会場で、新疆は素晴らしい発展を続けているが日本ではあまり知られておらず、一部メディアの報道も日本や世界の人々の新疆への誤解を生んでいると指摘。より多くの日本人が写真展を通じて新疆に対する理解を深めるとともに、新疆を訪れてその素顔を確かめてほしいとし、自分も間もなく新疆をまた訪れ、次の150回を始めるところだと語った。(記者/胡暁格、郭丹)

中国新疆のPRイベント「多彩新疆」、東京で開催

15日、イベントであいさつする小島康誉氏。新疆訪問歴150回を数え、新疆ウイグル自治区政府の文化顧問を務め、ウルムチ市の名誉市民でもある。(東京=新華社記者/胡暁格)

中国新疆のPRイベント「多彩新疆」、東京で開催

15日、「多彩新疆」写真展を見学する参加者。(東京=新華社記者/胡暁格)

中国新疆のPRイベント「多彩新疆」、東京で開催

15日、「多彩新疆」写真展を見学する参加者。(東京=新華社記者/胡暁格)

中国新疆のPRイベント「多彩新疆」、東京で開催

15日、「多彩新疆」写真展を見学する参加者。(東京=新華社記者/胡暁格)

中国新疆のPRイベント「多彩新疆」、東京で開催

15日、「多彩新疆」写真展を見学する参加者。(東京=新華社記者/胡暁格)

中国新疆のPRイベント「多彩新疆」、東京で開催

15日、「多彩新疆」写真展を見学する参加者。(東京=新華社記者/胡暁格)