サッカー中国代表

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サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選は15日、各地で第4戦が行われ、グループCでは3連敗スタートの中国がホームでインドネシアに2-1で競り勝ち、初勝利を挙げた。

中国スポーツメディアの直播吧によると、この試合で中国の選手が時間稼ぎプレーをしたとするインドネシア側の主張に対し、元中国代表DF范暁東(ファン・シャオドン)氏(37)は「お前らも学べ」などとコメントした。

范氏は「代表戦は結果がすべてだ。勝つか負けるか」とした上で、ピッチ上に倒れてなかなか起き上がらなかったり、時間稼ぎをしたりしても、審判がそれを許したのであれば「ルールの合理的な利用だ」との認識を示し、「9分ものアディショナルタイムをもらったじゃないか。長すぎると思うけどな。お前らに有利だった」と語った。

范氏の見解について、中国のサッカーファンからは「インドネシアもリードしていたらピッチ上に倒れて時間稼ぎをしていたと思うけどな。戦術の一部」「それがサッカーだ」などと同意を示す声も寄せられたが、「学ぶ必要なんかない。時間稼ぎは良くない」「大口をたたくのはインドネシアに敵地で勝ってからにしろ」「もう黙ってろよ」などと否定的な反応も多かった。

試合は中国が21分に相手ゴール前の混戦からFWベイヘラム・アブドゥウェリ(21)が先制点を決めると、前半終了直前の44分には自陣からのロングボールによる速攻でFW張玉寧(ジャン・ユーニン)(27)が追加点を奪った。後半はボール支配率とシュート数で上回る相手に対し守備を固め、86分の1失点のみでしのいで逃げ切った。(翻訳・編集/柳川)