西北エリア随一の鍾乳洞「万象洞」、1000年以上も前から観光地に―中国

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天然の大型鍾乳洞である万象洞は甘粛省隴南市武都区の市街地から東に12キロメートルの白竜江南岸漢王鎮楊龐村の山の中腹にある。洞窟内部の鍾乳石が非常に珍しい形をしていて森羅万象があるように見えることから「万象洞」と名付けられた。洞窟内は測量不可能なほど深く、鍾乳石や石筍、石柱などさまざまな形態をした自然の景観が広がる。中国新聞網が伝えた。

万象洞の観光名所としての歴史は長い。洞窟内に記された探訪記念の文字を見ると、1000年以上も前から観光する人がここを訪れていたことが分かる。現在、洞窟内には北周、唐、宋、元、明、清の各時代の石碑や詩・詞を刻んだ文字などが残されている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)