除隊したBTSのJ-HOPE(出典:BTS SNS)

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 韓国軍に入隊していたBTSのJ-HOPE(ジェイホープ)が17日、除隊した。現場には、一足先に除隊したジンが祝福に駆け付けた。

【写真】J-HOPEの除隊日にジンが駆け付けた!マイクを持ってアシスト

 J-HOPEは、2023年4月18日に陸軍へ入隊。江原道(カンウォンド)原州(ウォンジュ)陸軍第36歩兵師団で、18カ月間服務していた。所属事務所のBIGHIT MUSICは「除隊当日に、別途イベントは行わない」「現場への訪問は控えてほしい」と伝えていたが、満期除隊となったこの日、現場には多くのファンや取材陣が詰めかけた。そのため原州警察、救急隊員、軍部隊関係者などが出動し、現場統制に追われた。

 韓国メディアのスターニュースは、現場に来た女性にインタビュー。女性は記者に対し「私は76歳のARMY(アーミー:ファン名称)だ」「J-HOPEの除隊式を見るため、日本から来た」と伝えたという。この女性のほかに現地ファンはもちろん、世界各国のファンたちが早朝から3時間以上、J-HOPEの登場を待ち焦がれていた。

 早くから現場に到着していたジンは、J-HOPEが登場するやいなや、車から降りて大きな祝福の花束を渡し、抱擁を交わす。その後、J-HOPEは「忠誠!」と力強く叫び「きれいに(写真を)撮って」と、軽快なトークで周囲を和ませた。ジンも負けずにトークで現場を盛り上げ、J-HOPEのために膝をついてマイクを持ち上げる優しさを見せた。

 J-HOPEは「僕の軍生活を振り返ってみると、胸がいっぱいで、誇らしい」「1年6カ月の軍生活をしながら助教をし、本当にたくさんの行軍をやった。原州市民の方たちとすごくたくさん出会ったが、そのたびにいつも国軍の兵士たちへあいさつをし、応援してくださった。市民の方たちにも、本当に感謝をお伝えしたい。たくさんたくさん感動をもらい、この熱い感動をどう表現すべきかわからないくらいだ」と胸中を明かした。

 また「1年6カ月の間に本当に感じたのは、国を守るためにたくさんの国軍兵士の努力と献身、そしてその方たちが国のために、多くのことをやっているということだ。そんな方たちに僕たちがさらに熱い関心と愛を送れば、もっと大きな意味になるのではないかと思う」と伝えた。

 そして「待っててくださり、本当にありがたい。本当に大きな応援を声援、愛をくださり感謝している。元気で除隊する、忠誠」と締めた。

 BTSはジンとJ-HOPEが国防の義務を終える中、同日入隊をしたRM(アールエム)とV(ブイ)が25年6月10日に、同伴入隊をしたジミンとジョングクは6月11日に、社会服務要員のSUGA(シュガ)は6月21日に除隊を予定している。

(よろず~ニュース・椎 美雪)