これぞミスターオクトーバー!大谷翔平、PS2発目の特大3ランをマーク「今日の勢いを継続して」

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大谷は特大の3ランを放った(C)Getty Images

 ドジャース・大谷翔平が待望のホームランを放った。

 現地10月16日(日本時間17日)に敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に「1番・DH」で出場。1本塁打を含む、4打数1安打3打点の成績でチームを盛り立てた。

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 8回一死一、二塁の第5打席で相手3番手タイラー・メギルの2球目、内角低めへのカットボールを強振。ボールはぐんぐんと伸びて、敵地シティ・フィールドの二階席上段に飛び込んだ。打球速度115・9マイル(約186・5キロ)、打球飛距離410フィート(約125メートル)の特大アーチには敵地ファンも驚愕。

 打った瞬間にそれとわかる完ぺきな当たりに大谷自身もサムアップポーズを示しながら、ダイヤモンドを1周した。

 またPSにおいては走者なしの打席では打率「.000」だが、打者がいる場面では驚異の打率「.778」(9打数7安打)、2本塁打とまるで別人のようなパファーマンスを見せることも注目されている。

 試合後のインタビューではこの点を聞かれると「状況によっていいバッティングができればいいかなと思っています。今日もそれまでフォアボールは取れましたけど、それ以外の打席、もうちょっと出塁して後ろにいい形でつなげれば、もう少し勝てる試合というか、チャンスのある試合もこれまで作れたんじゃないかと思います」と反省も忘れなかった。

 その上でこの試合は8-0と投打がかみあって大勝。シリーズを2勝1敗とした。上昇ムードにあることで「今日の勢いを継続して。しっかり自分たちの野球ができれば、勝利できるんじゃないかと思います」と勝てばワールドシリーズ進出に王手、山本由伸登板試合となる第4戦を見据えていた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]