レヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツ photo/Getty Images

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昨シーズンのブンデスリーガ年間MVPでドイツ代表でも主力として活躍しているレヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツは、来夏にもビッグクラブへのステップアップが予想されている。

同選手は2027年6月末までレヴァークーゼンとの契約が残っているが、既にレアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘンなどが獲得に向けた動きを本格化させつつあり、移籍は既定路線と見られている。

こうした中、かつてレヴァークーゼンでスポーツディレクターを務め、現在はドイツ代表で同じくスポーツディレクターの職に就いているルディ・フェラー氏がドイツ紙『Bild』の取材に応じ、ヴィルツの去就について語った。

「私はまだレヴァークーゼンのクラブハウス内に小さな事務所を持っていて、そこでシモン・ロルフェスSDやフェルナンド・カルロCEOからフロリアンについての話を少し聞いている。私も多少関係のある事柄だからね。私の感覚では、レヴァークーゼンは次のワールドカップが終わるまであと1年は残るように彼を説得するだろう」

「彼がいつステップアップを選ぶかは今後数カ月にわたって話題になるだろう。バイエルンが彼をほしがっているのは明らかだが、他にも2,3のクラブが選択肢の中に入って来るはずだ」

長期間にわたる引き留めが困難であることは承知しているが、現在のチーム力を維持するために当分ヴィルツの存在は必要不可欠というのがレヴァークーゼン首脳陣の考えのようだ。

果たしてヴィルツはいつステップアップを決断するのだろうか。