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 ◇バレーボール 大同生命SVリーグ(2024年10月12日 川崎市とどろきアリーナなど)

 女子が開幕して4試合が行われ、埼玉上尾がNEC川崎を3―0で下して白星発進した。東京五輪代表の黒後愛(26)がチーム最多タイの14得点を挙げる活躍もあり、昨季のVリーグを制した強豪を撃破した。男子は4試合があり、広島Tは東レ静岡を3―2で退けた。

 埼玉上尾が、敵地で迎えた開幕戦で快勝した。第1セットを26―24で制すると、第2セット以降も中盤以降に粘りを発揮。外国人選手がコンディション不良などで2人ともベンチ外となるアクシデントにも動じず、14得点を稼いだ黒後は「高さはないけど、サーブなど自分たちの持ち味を出せた」と振り返った。観衆3280人の前で選手たちが躍動。大久保茂和監督は「たくさんの人の前でプレーできる喜びを感じているなと思った」と称えた。

《引退セレモニー 古賀さん今後は「指導したい」》 元女子日本代表主将でパリ五輪を最後に引退した古賀紗理那さんの引退セレモニーが、NEC川崎―埼玉上尾戦の後に行われた。NECに9年間在籍し、最後の2季は優勝。今後について問われると「本気で日本代表を目指している選手を指導したい気持ちがある。スキルだけじゃなく、気持ちや取り組む姿勢などの部分で貢献したい」と語った。