鎌田大地

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◆26年北中米W杯アジア最終予選▽第3戦 日本―サウジアラビア(10日、サウジアラビア・ジッダ)

 12得点無失点で2連勝中の日本(FIFAランキング16位)は、1勝1分けのサウジアラビア(同56位)と対戦。鬼門と呼ばれたスタジアムで先制点を挙げた。

 前半14分、右サイドから仕掛けたMF堂安律が左へクロスを送ると、ペナルティーエリア左にいたMF三笘薫がダイレクトでゴール前へ。ゴール右に位置していたMF守田英正が頭を合わせボールをあげると、最後はMF鎌田大地が左足で押し込み、先制のネットを揺らした。

 試合が行われているキング・アブドゥラー・スポーツシティはサウジアラビア代表の“聖地”として知られ、過去14試合で11勝3分けと無敗。日本も17、21年の最終予選で、0―1で敗れており、通算4試合目で初得点となった。約6万2000人分の全座席が完売した完全アウェーの環境で、貴重な先制点を奪った。