山下幸輝

山下幸輝が7日、都内で行われた10月9日(24時30分〜)スタートのドラマNEXT『私の町の千葉くんは。』(テレ東系)の記者会見に登壇。初恋エピソードや撮影の裏側を語った。

【写真】井桁弘恵、山下幸輝、樋口日奈、犬飼貴丈、ドラマNEXT『私の町の千葉くんは。』記者会見の模様

原作は「2020年 anan マンガ大賞」準大賞を受賞した、おかもととかさ氏による同名作。かつて通っていた高校で教師をする主人公・マチ(井桁弘恵)のクラスにやってきたイケメン転入生・千葉悠人(山下幸輝)が、マチの高校時代の初恋相手・千葉悠一(犬飼貴丈)の弟で、高校時代の彼に瓜二つ。マチの初恋の記憶が蘇る中、とある飲み会で悠一とまさかの再会を果たす。見る度に初恋を思い出し目が離せない弟・悠人と、高校時代の憧れで初恋相手の兄・悠一のイケメン兄弟に振り回されるトライアングル・ラブストーリー。

記者会見には、井桁弘恵、山下幸輝、樋口日奈、犬飼貴丈が出席した。山下は、主人公・マチ(井桁弘恵)のクラスにやってきたイケメン転入生・千葉悠人を演じる。

本作の原作、脚本を読んで山下は、「原作を読ませていただいて、素直にドキドキする、キュンキュンしまくりです。マチ先生に対して、まっすぐな目をしていたり、行動や言葉だったり、まっすぐな悠人を、これから僕が体を貸して演じることがすごく楽しみだなと思いました。こういう役をやったことはなくて、台本を読みながら『これどうやってやろうかな』と考えたり、台本を覚える時から楽しんで、演じさせていただいています」と演じることを楽しんでいることが伝わってきた。

千葉悠人を演じるにあたり山下は、「悠人は目が印象的だと思います。特にマチ先生に対して、まっすぐ言葉を伝えて、不意に出る笑顔は、すごく魅力的だなって思いました。悠人の気持ちはすごくシンプルで、マチ先生が大好きというのを見せられたらと思いました」と役への印象と芝居への姿勢を伝えた。

現場での印象的なシーンについて山下は、「マチ先生と悠人が雨の中一緒に傘を差しながら帰るシーンがあるのですが、そこに車が来て、水がマチ先生にかかるところをかばうシーンがあるんですけど、何回も水を浴びるので寒かったのですが、撮影した日がまだ暑さが残っていたので、(何度も水を浴びて)寒かったけど不思議と気持ちよかったです。『気持ちいい』というセリフは心の底から出ました」と印象的だったシーンを話すと井桁は、「ずっとずぶ濡れなので、大丈夫かな?

と心配していたんですけど、いま話を聞いて本当に気持ちよかったんだと答え合わせができて、ちょっと安心しました。水に濡れている悠人がめちゃくちゃかっこよくて、これはマチ先生が惚れちゃうのはしょうがないというのが、きっと皆さんにも伝わると思うので、ぜひ楽しみにしていただけたら」語った。

記者会見後半ではドラマにちなんだ「2択質問コーナー」を実施。1問目は「頭で考えて恋愛をする派」と「本能のまま心で恋愛をする派」の質問に、本能タイプだと回答した山下。「直感で『この人とは合うな』と思ったら自分から行きます。俯瞰してとか、いったん置いてというのはムズムズします」とその理由を語った。

2問目では、「今まで人や物に衝撃的に恋に落ちたことがあるか」という問に、「ダンスです。小学校1年生の時に、ちょうどダンスが流行っていて。幼馴染がダンスを始めて、それを聞いて僕もやろうと思いました。最初は習い事感覚でしたが、スタジオに入ったら『これ楽しい!』って。フリーで音楽に乗って人と一緒にダンスをできるというのが、 こんな楽しみがあるんだと知りました」と衝撃的に恋に落ちたことを明かした。

3問目は初恋について。初恋は実らなかったという山下。「小学校5年生の時なんですけど、その時に好きな女の子ができました。バレンタインデーが来て、その女の子にチョコレートをもらえなかったら苦しいなと思ったので、自分から渡しちゃおうと思って。チョコレートではなくて、マグカップを渡して、想いを伝えたんですけど『ごめんなさい』って...」と切ない初恋の思い出を振りかえった。

ドラマ主題歌に起用されている山下がリーダーを務めるボーイズグループWILD BLUEの新曲「Bubbles」について、「本当に嬉しいです。WILD BLUEは今年の秋にデビューしまして、アーティストと俳優の二刀流でこれから頑張っていこうと僕は思っていて、こんな早いタイミングで主題歌という最高なお話をいただいて、より頑張ろうと思いました。ドラマと「Bubbles」がこれからたくさんの人に観て聴いてもらえるのがすごく嬉しいです。楽曲に関しては、ドラマに本当にぴったりで、ニュージャックスウィングというジャンルがあるんですけど、リズムの懐かしさもあるので、どの世代が聴いても心地いいと感じてもらえるような楽曲になっています」と主題歌起用への喜びを語った。