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 東京Vの城福浩監督(63)は4日、6日の湘南戦へ向けて会見し、「ルキアンが不在だが、我々はいないメンバーの時に負けている。内容的にはトータルで負けている。リーグ戦も逆転したが湘南のゲームだったし、天皇杯も失点の前の15分は湘南のゲーム」と、警戒した。

 J1リーグでは4月に対戦して逆転勝ち、天皇杯でも7月に対戦して0−1で敗れている。厳しい試合になることは覚悟の上だ。

 それでも前節でG大阪と引き分けて、連勝は4で止まったが、6試合4勝2分けと好調は続いている。さらに湘南に勝てば、他の試合の結果でJ1残留が決まる可能性がある。城福監督も「数字的に決まるのは大きな事だが、我々が目指すサッカーにフォーカスして、スタンスは変わらない」とと、勝利だけに集中する。主将のMF森田晃樹(24)も、「残留とか、そういうことは考えず、結果が良いものになればと思っている」と、こちらも目の前の試合に集中した。