中国・天津自然博物館で創立110周年の特別展
21日、天津自然博物館の設立110周年特別展で展示を見る人。（天津＝新華社記者/周潤健）
【新華社天津9月23日】中国天津市の天津自然博物館で、設立110周年の特別展が19日から開かれている。
同館の前身はフランスの博物学者、エミール・リサンが1914年に設立した北疆博物院で、リサンが中国に滞在した25年間に収集した自然標本20万点以上と文献約1万4千冊を収蔵。建物やコレクション、展示、文献すべてを100年以上にわたり保存する国内唯一の博物館として知られる。
21日、天津自然博物館の設立110周年特別展で展示を見る人たち。（天津＝新華社記者/周潤健）
特別展は豊富な文化財と貴重な写真を通じ、各時期の変化と歩みを3部構成で紹介。第1部「事業創設:北疆博物院時期」では北疆博物院の設立と歩み、第2部「強化育成:天津自然博物館時期」では中国人が自ら運営するようになった天津自然博物館の探求と進歩を振り返り、第3部「飛躍的発展:新時代時期」では、同館が新しい時代に、いかに挑戦とチャンスに対応したかを解説している。（記者/周潤健）
21日、天津自然博物館の設立110周年特別展で展示を見る人。（天津＝新華社記者/周潤健）
21日、天津自然博物館の設立110周年特別展で展示された新羅斯祖鹿（Cervavitus novorossiae）の化石。（天津＝新華社記者/周潤健）
21日、天津自然博物館の設立110周年特別展で展示されたタイマイの標本。（天津＝新華社記者/周潤健）
21日、天津自然博物館の設立110周年特別展で展示された中国互棱歯象（Anancus sinensis、左）、撒旦琴角羚牛（Lyrocerus Satan）のタイプ標本化石。（天津＝新華社記者/周潤健）
21日、天津自然博物館の設立110周年特別展で展示されたマンドリルの標本。（天津＝新華社記者/周潤健）
21日、天津自然博物館の設立110周年特別展で展示された植物のタイプ標本。（天津＝新華社記者/周潤健）
21日、天津自然博物館の設立110周年特別展で展示された北京原人の頭蓋骨（模型）。（天津＝新華社記者/周潤健）
21日、天津自然博物館の設立110周年特別展で展示された古中華野牛（Bison palaeosinensis）のタイプ標本化石。（天津＝新華社記者/周潤健）
21日、天津自然博物館の設立110周年特別展で展示された旧石器時代の石片と石核。（天津＝新華社記者/周潤健）
21日、天津自然博物館の設立110周年特別展で展示された「河套人」（後期旧石器時代の人類）の歯（模型）。（天津＝新華社記者/周潤健）
